後悔を手放す前世療法セラピー、体験談 

セラピーを受けていただいた方からお寄せいただいた「感想・体験談」を、
ご本人の承諾を得て、紹介させてもらっています。
お名前は、プライバシー保護のため、伏せております。

1回目、2回目は、前世療法セラピーを受けていただきました。
3回目はインナーチャイルドセラピーを受けていただきました。

→ 1回目の感想・体験談を見る(このページです)
→ 2回目の感想・体験談を見る 
→ 3回目の感想・体験談を見る

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セラピーを、受けてくれた友達から、 プレゼントをもらいました。

このセッションを受けるかどうか、迷っている人や、
受けても仕方ないと思っている人に、
役立つ情報になるようにと、
素敵な体験談を書いてくれたのです。

掲載の許可をいただけましたので、
感謝してご紹介させていただきます。

<目次>
・行動の動機
・とある物語
・とある物語2
・追伸

====(体験談ここから)====

・行動の動機

わたしの行動を起こすときの原動力は

いつもひとつ。

不快を解消したい!(イッツネガティブ)

なのですが。

今回は、前世療法の体験セッションを受けました。

前世については、

検証できない、
ガイドしてくれる方に身を任せるので、よほど信頼感を感じている方でないと、こわい、

というイメージで、受けてみようと思ったことがありませんでした。

過去は過去だから、今知ったからってどうなるもんでもあるめぇ、今生きてくのに支障はねぇや。←江戸っ子か(-o-;)

と思っていたのですが。

ほっとけなくなって、ついに過去生に手をつけることにしたんです。

小さい頃から、繰り返し見る夢がありました。
幼稚園くらいから、はじまり、
年に1度は決まって見る、津波の夢でした。
溺れたことはないのですが、水は苦手で、プールも好きじゃないし、海を、きれいだなぁと眺めるまではよくても、不安になるのであまり行きたくない場所でした。

泳げないので、水が怖い気持ちが、そんな夢になって現れているんだろうと解釈して、気にもとめず、
大人になりました。ひとつやふたつ、そんな夢はだれにでもあるだろうし。

とはいっても

この1年、夢は、年に1度どころか、頻繁にみるようになり、目が覚めると体がこわばっているようになりました。
決して楽しい夢ではないし、目覚めても心臓がバクバクして汗びっしょりなことも。

最近では夢の中でも、ガボッと波にのまれて、水中に潜った音、あらがえない波の圧力などの体感があり、、

頻度が週に1度となると、にぶいわたしもさすがに気になり始めました。

なんなんだろうなぁ、これ。

これがいわゆる過去生?

もしこれが過去の記憶なら、それは過去。今じゃない

メッセージがあるなら、聞いて、
昔の自分に、今の自分からできることがあるなら、なにかしたかったし、

怖い気持ちが具現化したただの夢なら、見ないようにする手掛かりがほしかったのですが、
具体的に探したりしてなかったのです。

探してない?ヤル気あんのか、こら。(セルフつっこみ)

そこにインナーチャイルドセラピーのセッションのご案内をいただいて、よく確かめたら前世療法セラピーもあるとのことだったので
お願いしたのです。

丁寧で慎重なガイドと、たしかに感じた青年の体をした自分

創作?

作り出した?

と疑う気持ちが涌き出たときには即座に流して、
出てきた言葉はそのまま口にしました。

(事前にいただいたメールに、スムーズにみるため、いくつかの心にとめておくことが書かれていて、そのうちのひとつでした。)

過去生なので、検証はできないのですが

先にあげた、2つの記事、とある物語は、

前世療法でみた映像と流れを、物語のように書いたものです。

青年は

自分のせいで、事故に遇わせてしまった仲間と、仲間の家族、その苦しみや痛み、悲しみを癒したい、贖罪を完了したい

(それは自己満足なだけかもしれないけど)

そうしたら、自分で

自分を許す気持ちになれる

安堵できるから、、

自分を助けてほしい、

それがメッセージだったと理解しています。

セッションを受けたから劇的に現実が変わるわけではなくても

現実に影響していた、重苦しいなにかが外れたような感触はありました。

ガイドしてくれた友達は黒原みちこさん。

ありがとう。感謝しています!

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・とある物語

昔々ギリシャのアテネに
体格のよい、見目もなかなかな姿の若い青年がいました。
名をユリウス

ある日、街でけんかになり、後ろ手に縛られ、打ち捨てられ浜辺で気を失った青年は、正気を取り戻すと、じりじりと照りつける太陽の暑さとぼんやりした頭でふらふらしながら、歩き出します。

港から船が出る。今夜は仕事でした。
青年の仕事は、夜空の星を頼りに船の進路を決める航海士でした。代わりになる者がいない責任感と、周りからは、おまえがいないと仕事にならないと陽気に
背中を大きく叩かれて、
けんかのあとの体の不調を気にしながら、青年は船に乗り込みます。

いつものように、甲板の船首部分で夜空を見上げながら、星を読んで方向を決め、船は静かに航行しました。だいぶ、沖へ進んだ辺りで、方向の確認をしているとき、なにかがおかしいことに気づきます。

その瞬間、船は大きく右へ傾き底から突き上げるような激しい衝撃に体は投げ出されました。
なにがおきたんだ!怒号が行き交う闇の中、
青年ははっ、と体を起こし、船を立て直そうと試みます。
しかし大きく傾いた大型の船は、どんどんと浸水しはじめ、すでに青年の足首まで水が迫っていました。

まずい、このままでは、みんな、、

すでに船を捨て海に飛び込む者もいました
なぜ進路に岩があるんだ!
座礁だ!船はもうだめだ!
ユリウス、なぜ間違えたんだ!

そんなはずは、、

星読みの青年は、星を見誤っていました。
昼間のけんかが原因でした。
普段なら決して見誤ることなどない、あの星を

青年の仕事に全幅の信頼を寄せていた乗組員たちは、いつもと方向がずれていることなど思いもしなかったのでした。

大海原に投げ出された青年は、けがに呻く仲間の声を
自分を責める仲間の声を受けながら
なおも、船体を起こそうとしました
もはや正常な判断などありませんでした
ひとり、大型船を押したところでどうなるものでもないというのに

やがて力尽きた青年は
ぼんやりとした頭でおもうのでした

昼間けんかなどしなければ
そもそも街にでなければ

航海にでなければ
具合が悪いとことわっていれば

船はこんなことにならなかった
みなをこんな目に遇わせずにすんだ

この仕事につかなければ
いや、生まれてきたことが間違いだった

私が、私が、、、!

1度のあやまちが抱えきれないほどの惨事を引き起こしてしまった

若い青年には重すぎる事態でした。

その罪の重さに

混乱する頭の中。

どれほど激しく後悔しようと時間を巻き戻すことはできず

青年は周りに浮いた仲間の遺体に

どれほど償っても許されない、、
なぜ私だけが生きているのか

大黒柱だった仲間
帰りを待つ娘をもつ仲間
老いた親が祈る思いで待っている仲間

仲間だけでなくそれに連なる家族は
愛する父や夫、息子を亡くしてどれほど悲しむのだろう、、

すべて私が星を見誤ったからだ、、

あまりの罪の重さに絶望し、青年はそばを流れていた船の1部、
尖った板をつかむと、衝動的に首に当て勢いよく引き下ろし、息絶えました。

冷たい海につかったまま、薄れていく意識の中で、

何度生まれ変わっても、忘れてはいけない。忘れない。
繰り返し償うのだ。間違ってはいけない。
自分を許してはいけない。
人を導くような、みなの前に立つようなことをする自分であってはいけない。

後悔を抱え贖罪の生まれ変わりを繰り返した青年は、長い長い転生ののち、ようやく、それを光に還しました。

それは今から2000年、遥か昔々の、ひとりの若者の生でした。

====

・とある物語 2

青年は、生まれ変わるたび、仲間や仲間の家族へ贖罪を繰り返しました。

何度、時代を経て、生まれ変わろうと、魂でわかる仲間とその家族に。

繰り返し繰り返し贖罪をして、だけど、それは追いつかないのでした。
出会えない仲間もいたからです。

許されたいとおもい、、
しかし、そんなことは決して許されてはならないと自らを戒める青年は
その葛藤の中で、今生の自分に対して繰り返しメッセージを送りました

不穏な海の夢を

今生の自分ならば、解放できるかもしれない。

出会えなかった仲間の魂の悲しみを その家族の魂の痛みをすべて解放するすべがあるかもしれない

そして、

抱え続けた後悔も。

青年は、

青年が引き起こした惨事に関わるすべての魂の、苦しみの記憶を癒すため、光に還す方法を、今生の自分を通して、過去へと戻る案内人である女性から授けてもらうことができ
彼自身が光に還し、すべてを終えることができたのでしたが、

最後に残ったのは、青年の、手首に巻いた布地のひも。

ボロボロのブレスレット状のそれは、決して忘れないと誓った「自分を許してはならない」という戒め。

ガイドの女性の、外せますかという声に、

それを外した青年は、頑強な箱へと収め鍵をかけ、あのギリシャの海に沈めたのでした。

癒しが終えられたなら

長い長い贖罪の思いや後悔、仲間の魂の癒し、葛藤に苦しむことはもうないのでしょう。

安堵して、自分を許すことができたなら
あの夢はもう見ることはないでしょう。

====

・追伸

セッション後、津波の夢は見ていません。ありがとうございます。

====(体験談ここまで)====

素敵な体験談をありがとうございます。
数千年の時を超えて、抱えていたものを手放す、
神聖な場面に立ち会わせていただけたこと、
深く感謝しています。

 

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繰り返し繰り返し、見る夢の中には、
あなたに必要なメッセージが、秘められていることがあります。
勇気を持って、その扉を開くとき、
あなたは、そこに、
どのようななメッセージを見付けてゆくことでしょうか。

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